米作りに必要な条件とは?4つのポイントが未来を拓く!!

米作りに必要な条件をイメージした画像です。

私たち日本人の食生活を支え続けている『米作り』

これまで米作りは「農家の方だけがするもの」というイメージですが、近年では

・「米づくりを体験したい」
・「自分で農業をやってみたい」
・「子供の食育に取り入れたい」

という方が増えて来ています。

しかし〝米作りに必要な条件とは何なのか?〟考えたとき、

意外と知らないことだらけということに気付きます。

そこで本記事では、『米作りに必要な条件とは何なのか?』について徹底解説いたします。

この記事はこんな方にオススメ

・米作りに必要な条件ってナニ?
・米がよく育つのに違いはあるの?
・旨い米の産地は何がちがうの?
・米作りに土は関係あるのか?  etc

この記事を最後まで読んでいただければ、『米作りに必要な条件とは何なのか?』について知ることができますよ!

米作りに興味を持たれた方や、これから始めたいという方のお役に立てれば幸いです。

※いち早く内容を知りたい方は「目次」より読み飛ばして下さい。

目次

米作りに必要な自然条件とは?

米作りをイメージした画像です。

お米作りに必要な条件には、自然環境や気候、

そして〝稲作に適した土地であるか〟が重要になります。

では、どんな条件が必要なのか見ていきましょう。

米がよく育つ4つの条件

米作りに必要な条件として重要なポイントは4つあります。

条件.1 良質で豊かな水

良質な水をイメージした画像です。

日本で育てられている稲作の多くは〝水稲(すいとう)〟といい、大量の水を必要とする品種のため水が豊富であること。

条件.2 広く平らな土地

平らな土地をイメージした画像です。

たくさんの稲を育てるためには、平らな広い水田が必要です。土地が狭いと機械を入れることも難しくなります。

お米を収穫するには〝平たく広大な土地〟が理想的です。

条件.3 昼夜の気温差が大きい

昼夜の気温差をイメージした画像です。

お米にとって太陽の光はとても重要で、稲が実る夏の時期は日照時間が長く十分な日光を得ることができます。

それに加えて昼夜の気温差が大きいと〝粘り気や甘み〟のある米が育ちます。

条件.4 水はけが良い土壌

水はけが良い土壌をイメージした画像です。

田んぼは水が溜まっているのではなく、用水路から流れてくる水で潤います。

水が流れることで常に新鮮な水を与えられるのです。

また地方や稲の品種によっては「中干し」という土を乾燥させる工程がありますが、

これらのことから〝水はけが良い土壌〟であることが望ましいです。

美味しいお米の産地はココが違う!

米作りに必要な条件として、

・良質で豊かな水
・広く平らな土地
・昼夜の気温差が大きい
・水はけが良い土壌

であることが大切ですが、その他にも〝生産者の方針〟〝使う肥料や農薬の有無〟〝土の状態〟といった要素が加わります。

※米作りで大切なことはコチラ

そんな条件や要素が整っている産地の中から、美味しいお米として人気の高いものを3つ厳選しました!

「美味しいお米の産地はココが違う!」というポイントと一緒にご紹介いたします。

No.1 新潟県魚沼産コシヒカリ


【新米】新潟県産 魚沼産コシヒカリ 白米 5kg 令和4年産

ココが違う!!

土壌・水・気候に恵まれた越後雪国地酒連峰の「新潟県魚沼産コシヒカリ」は〝ツヤ・甘み・粘り〟が別格です!

適度な水分量とデンプンの含有量が多く、しっかりとした粘りとモチモチとした食感、米特有の甘みがあり食欲を掻き立てます。

〝金の粒〟と言えるほどキラキラと光沢がある逸品です(^^)

\美味しさとお買い得さにこだわった逸品/

No.2 北海道産ゆめぴりか


【精米】北海道産 白米 ゆめぴりか 5kg 令和4年産

ココが違う!!

「北海道産ゆめぴりか」は「北海道が誇る最高級のお米を作ろう!」との思いから、さまざまな研究と検証を積み重ねて誕生したお米です!

冷害による不作に悩まされながらも乗り越えて、2011年に発売されるや否や〝今までにない美味しいお米〟として全国から高い注目を集めるようになりました。

毎年行われている日本穀物検定協会〝米の食味ランキング〟では、11年連続で最高ランクの〝特A〟評価を獲得しています(^^)

\日本一美味しいお米を目指した北海道民の夢/

No.3 山形県産つや姫


【精米】 山形県産 つや姫 白米 5kg 令和4年産

ココが違う!!

「山形県産つや姫」は山形県で誕生した品種のブランド米で、粘りと甘みが強くその美味しさはお米マイスターの折り紙つき!

2008年に山形県の推奨品種に指定され、その後も宮城県や島根県などでも指定されるほどのお米です(^^)

\甘みと粘り、旨味のバランスが絶妙!!/

米作りに適した土地とは?

米作りに適した土地をイメージした画像です。

田んぼは水を張るため、広く平らな土地であることが重要です。

米作りの盛んな地域のほとんどが平野であることから想像しやすいのではないでしょうか。

さらに、田んぼの隅々まで水を張るための川やため池などの水源が近くであること、

豊かな自然が作る肥沃(ひよく)な大地であることも大切なポイントです。

稲作に向いている土の種類と条件

稲作に適した土は、ズバリ!

〝元気のある土〟です!!

良質な田んぼの土をイメージした画像です。

「元気のある土」とはたくさんの栄養分(肥料分)を持ち、微生物などが豊富である土のことです。

栄養分(肥料分)とは、

・窒素(ちっそ) N ……稲の成長に必須
・リン P ……茎の数を増やし実りをよくする
・カリウム K ……葉や茎を丈夫にする

などで、たっぷりと含まれていることが重要です。

また微生物は有害な病原菌を食べてくれる上に、根からの養分吸収を助けてくれます。

水もちが程よい土であることもポイントです。

ただし、どんなに良い土でも〝堆肥〟などを入れなければ少しずつ元気のない土になり、

あまり良い土でなくても〝堆肥〟を入れることで「元気のある土」になります(^^)

米作りに必要な土作りを学ぼう

『土づくり』とは田植えをする前に田んぼを準備することで「イネは土で作る」と言われるほど〝地力〟はとても重要です。

※地力とは……肥料養分を蓄える力や肥料養分を徐々に供給する力。

土作りには、

・田んぼを耕す「田起こし」
・水田の水が外に漏れないようにする「畦(あぜ)塗り」
・イネに必要な栄養を土に加える「田すき」
・土を柔らかくし苗の根が張りやすいようにする「代掻き」

があり、どれも大切な作業です。

また、

・深耕して作土を深くする
・排水を良くして乾田化を進める
・有機物を施用する

などの対策を行います。

「土づくり・田起こし」詳しくはコチラ

稲作に適した気候条件とは?

稲作と気候をイメージした画像です。

稲作に適した気候条件とは、

雪の多い地域であること……

春になる頃の雪解けは豊富な水と栄養分を土にもたらしてくれます。

稲が成長する夏の気温が低すぎないこと……

気温は平均25°前後が適していると言われています。また昼夜の気温差が大きいと甘みのある美味しいお米が育ちます。

東北や北陸で米作りが盛んな理由

それでは〝東北や北陸〟で米作りが盛んな理由を見てみましょう。

東北や北陸をイメージした画像です。

東北地方

寒暖差の大きい気候……

東北地方では米作りを行う5~10月頃の昼夜の寒暖差が大きく、

これによりお米に蓄えられるデンプン量が増え、甘くモチモチとした粘り気のあるお米が育ちます。

ミネラル豊富な雪解け水……

東北地方には大量の雪が降るため、山間部から流れ出る水は清浄でミネラルが豊富に含まれているという特徴があります。

肥沃(ひよく)な大地……

東北地方には豊かな山々と川がつくる〝肥沃(ひよく)な大地〟があります。

肥沃な大地とは土地が肥えていて農作物がよくできること。

米作りにふさわしい性質を持っていると言えます。

北陸地方

北陸地方では日本一長い川である「信濃川」を始めとする多くの川が、

肥えた土と豊富な水を運んでくるため、下流には豊かな平野が広がっています。

この自然条件が米作りに適しており盛んに行われるようになりました。

この平野を中心とした農地面積は日本で第2位(平成30年)の広さになるほどです。

以上のことから米作りにとって〝土の状態〟がとても重要であることが分かります。

【まとめ】

本記事では、『米作りに必要な条件とは何なのか?』についてご紹介いたしました。

米作りに必要な条件として重要なポイントは4つあり、

・条件.1 良質で豊かな水
・条件.2 広く平らな土地
・条件.3 昼夜の気温差が大きい
・条件.4 水はけが良い土壌

であることがとても大切なポイントです。

米作りに適した土地であるかも大切であり、

田んぼは水を張るため、広く平らな土地であること、

田んぼの隅々まで水を張るための川やため池などの水源が近くであること、

豊かな自然が作る肥沃(ひよく)な大地であることが重要です。

これらの条件を満たした美味しいお米として

・No.1 新潟県魚沼産コシヒカリ

・No.2 北海道産ゆめぴりか

・No.3 山形県産つや姫

筆者としてはオススメします!

米づくりに興味を持たれた方や、これから始めたいという方、

美味しいお米を知りたい方の、

お役に立てれば幸いです。(^^)

『米作りに必要な条件とは?4つのポイントが未来を拓く!!』を、最後までお読みいただきありがとうございました。

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