日本人の食文化にとって主食である『お米』。
誰もが一度は〝お米を炊く〟経験をするかと思います。
でもそんな時、
・「米って何グラムが何合なの?」
と考える方も多いのではないでしょうか。
私もそんな一人でした。
そこで本記事では、『お米1~2合は何グラムなのか?知っておきたい計量のコツ』について徹底解説いたします。
この記事はこんな方にオススメ
この記事を最後まで読んでいただければ、『お米の量り方やグラム数と水の量、カロリー計算など』について知ることができますよ!
主食として関わりの深い〝お米〟だからこそ、知っておくときっと役に立ちますよ!
※いち早く内容を知りたい方は「目次」より読み飛ばして下さい。
お米2合は何グラムあるの?
お米2合分は、ズバリ約300gです!
米一合が約150g。
お米の品種や状態(新米と古米、玄米と胚芽米など)によって多少の差異がありますが,
米一合 = 150g
と覚えておいて間違いはないでしょう。
ただし量る際に〝知っておきたいポイント〟があります!
知っておきたい計量のコツ
知っておくと意外と便利な計量のコツをご紹介します。本記事内に3つ掲載しています。
知っておきたい計量のコツ①
米は「一合 = 150g」ですが、計量する際には注意が必要です。
一般的に販売されている計量カップには、体積を表すml(またはcc)表示が多く
米一合 = 150g = 180ml です。
大抵の場合は炊飯器に〝180mlカップ〟が付属しています。
これはお米専用の計量器具で、カップに「すりきり一杯」で米1合になります。
また〝枡〟にも「一合桝」があり、縁起物や記念品
ちょっと意気な計量器として親しまれています。
お米2合で何人分できるの?
ズバリ!お米2合で約4人分のご飯です!
理由は、
お米は炊飯後、約2~2.3倍の重さになります。
米一合は150gなので2合であれば約300gです。
炊き上がりの数量をかけると……
米 300g X 2~2.3倍 = 600~690g
となりますので、2合で約600~690gのご飯ができます。
一般的なお茶碗(中盛り)一杯のご飯の重さは約150g(一膳)。つまり2号で約4人分強のご飯ができます。
お米2合に水は何グラム必要?
ズバリ!お米2合に対して約400ml程度が適量です!
少し解説すると、
炊く時に必要な水の量は、米の重さに対して約1.1~1.2倍程度の水。
ここで注意しておきたいのが水の量をはかる単位!
米用カップなら一合=180ml(cc)なので、198~216ml。
つまり約200ml程度の水が適量です。
2合であれば360mlなので、396~432ml。
約400ml程度となります。
グラム表記カップなら2合で300gなので、330~360gの約350g程度の水が必要になります。
普段は料理をしない私がある日、
「ご飯を2合、炊いてくれる?」
と頼まれ快く引き受けたものの分量がよく分からない……。
米2合は「米びつ」がボタンひとつで出してくれるので問題ないのですが、
「水ってどのくらい入れるのかな?」と思った私はネットで検索!
〝米の約1.1~1.2倍〟ということを知り、とりあえず分量の計算。
「米2合は300g。ということは 300gX1.1~1.2=約350g!!」
と思い計量カップで水を量り炊飯。
ところが実際に食べてみると
「何だかいつもよりカタイ気がする……(-_-;)」
実は私、計算は〝g(グラム)〟なのにmlカップで量っていたんです。
〝350は350〟でもg(グラム)で計算した数値をmlカップで測れば約8割ほどの水しか入れてないことになります。
そりゃカタめになってしまいいますよね……。
とんだしくじりでした(T_T)
何より最大のしくじりは、炊飯器の専用メモリを確認しなかったこと!
炊飯器には米の量に対する水の目盛りが付いているので、それに合わせるのが最適です。
当たり前ですよね。
知っておきたい計量のコツ②
ご飯のカロリーは、お米100gあたり356kcalです。
※「日本食品標準成分表」参照
一膳が約150gとすれば、約534kcalになります。
ここで注意したいのが〝ご飯100g ○○kcal〟と表示されている場合です。
ご飯は炊飯後に体積が増えています。
つまり〝ご飯100g=米100g〟ではありません。
ご飯が100gであれば、米の状態だと55~60g程度となりますので、
・2合炊き4等分=約150g=約534kcal
と覚えておくといいでしょう。
お米2合を測る方法
お米2合を量る方法はいろいろあります。
計量カップ(米用180ml)
一般的なお米専用計量カップです。米2合なら〝すりきり2杯〟になります。
スケールなど重さ(g)で量る
重さ(グラム=g)で測る場合、米一合は150gなので〝米2合は300g〟になります。
桝(ます)を使用する
桝(ます)は体積を量る測定器なので、米カップ同様に〝すりきり〟にします。種類も豊富で〝一合桝・二合桝・二合半桝・五合枡・一升枡〟などいろいろあります。
米びつを使用する
米びつは大量のお米を保存でき、多くの製品がワンタッチで計量できます。一般的には一合と二合用のレバーがあり、ワンプッシュで出てきます。
知っておきたい計量のコツ③
計量カップなど、お米の量をはかるものがないというシチュエーションに遭遇した場合、代用品としておススメなのが「紙コップ」です。
一般的によく使われるサイズは〝7オンス・200ml〟に設定されているので、およそ9割程度で米1合になります。
すりきりから3~5mm少ないぐらいの量を2杯で米2合の出来上がりです。
玄米2合は何グラム?炊いた後は?
玄米も白米と同様に炊く前は 360ml/300g が2合になります。
白米に比べて栄養素が豊富に含まれており、食物繊維は白米の6倍、ビタミンBは8倍もあります!
ただ白米と比べて噛み応えのある食感なので水分量に気をつけましょう。
炊飯器の場合、米の容量(ml)に対して約6割増しの水を入れると一般的に食べやすい固さになります。
つまり玄米2合 360ml/300g に対し、約580mlの水が適量となります。
白ご飯に近い食感が好みという方は、水を2倍程度入れると食べやすくなります。
※白ご飯に近い食感なら700ml程度。
炊いた後の量ですが「水を多く入れる分、炊き上がりも多くなるのでは?」と思う方もいるかもしれませんが
白ご飯に比べて若干多い程度になります。
白米2合で4杯強なのが玄米2合で5杯分といった感じです。
お米3合以上のグラム数について
お米3合以上のグラム数についてはこちらをご参照ください。
ml(ミリリットル) | g(グラム) | |
---|---|---|
3合 | 540ml | 450g |
4合 | 720ml | 600g |
5合 | 900ml | 750g |
1升 | 1.800ml | 1,500g |
米200gは何合になるのか逆算!
炊く前のお米の200gは約1.33合分。
「サトウのごはん」など市販されているパックのご飯 200g は約0.6合分に相当します。
ダイエットや健康管理されている方はぜひ参考にしてください(^^)
お米 | 合 | カロリー(kcal) |
---|---|---|
100g | 0.7合 | 356 kcal |
200g | 1.3合 | 715 kcal |
300g | 2合 | 1,068 kcal |
400g | 2.7合 | 1,424 kcal |
500g | 3.5合 | 1,780 kcal |
ご飯 | 合 | カロリー(kcal) |
---|---|---|
100g | 0.3合 | 156 kcal |
200g | 0.6合 | 312 kcal |
300g | 0.9合 | 468 kcal |
400g | 1.2合 | 626 kcal |
500g | 1.5合 | 780 kcal |
【まとめ】
本記事では、『お米1~2合は何グラムなのか?知っておきたい計量のコツ』についてご紹介いたしました。
米一合が約150g。
お米2合分は、ズバリ約300gです!
炊飯は、お米2合に対して約400ml程度が適量でお米2合で約4人分のご飯ができます。
知っておきたい計量のコツとしては、
・米一合 = 150g = 180ml 。
〝180mlカップ〟に「すりきり一杯」で米1合になります。
・ご飯のカロリーは、お米100gあたり356kcal。
※「日本食品標準成分表」参照
一膳が約150gとすれば、約534kcalになります。
・お米の量をはかるものがない場合、代用品としておススメなのが「紙コップ」。
一般的なサイズは〝7オンス・200ml〟に設定されているので、およそ9割程度で米1合になります。
少し知っておくだけで、けっこう役立つ豆知識なので
覚えておきたいですね(^^)
『お米2合は何グラム?知っておきたい計量のコツ!安心のカロリー対策』を、最後までお読みいただきありがとうございました。
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